ジェンダーギャップ過去最低の日本 中国人経営者の意見 馬英華さん 日本の女性は男性を持ち上げ、実際以上の地位に高めている
≪馬英華(ま えいか)さんは中国弁護士で、日本で会社を経営している。大学時代に日本に留学し、その後エレベーター保守サービスの会社「東京エレベーター」を興した。現在も同社の社長を務める。日中ビジネスの事情に精通している馬さんに、日本のジェンダーギャップ指数が過去最低(121位)になったことについて話を聞いた。中国は日本より順位が上で、106位。≫
女性は自分に自信を持ち、新しい考え方を吹き込むべきです。私は日本のエレベーター保守業界で22年間、エレベーターのメンテナンスとリニューアルという2つの事業を手掛けてきました。女性が極めて少ない業界ですが、私が工夫してここまでやってこれたのですから、自信があれば、女性はもっといろいろなことができるのです。
本当なら活躍できるはずの女性たちに伝えたい。もっと意識を変えて、自信を持って、やりたいことをやってください、と。業界で、仕事場で、これまでだれも予想もしなかったことを言ったりやったりすることで、「そんなことありだろうか」と多くの男性たちに思わせる、それだけでも「よそ者」の価値はあるんです。
続きはこちら